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 良いコンテンツは、「いいもの」を「欲しいもの」に変える力がある。

コンテンツの質がコミュニケーションの広がりと深さのカギを握っています。

コンテンツとは、何のことでしょうか?
我々がコンテンツと呼んでいるのは、消費者が商品を買いたいと思うような視点と道筋を作ることです。この商品はこんなに効果がありますよ、こんなにおいしいですよと言われるだけでは、消費者はその商品を使ったり食べたりしている自分をなかなかイメージできず、購入につながりません。そこで、「こんな人に向いている」「こんな事実がある」という新たな視点で、具体的に使用するシーンを一つの文脈(ストーリー)として伝えます。そうすることで、自分に関係があるものと思わせることができます。この様に商品の購買動機付けに向けた文脈と、文脈を裏付ける事実情報、さらにその情報をわかりやすい図やイラストで表現した情報のパッケージを情報コンテンツと呼んでいます。
コンテンツには、どんな役割がありますか?
生産者や製造者が自信を持っている「いいもの」を、ターゲット消費者の「欲しいもの」へとかえることです。
具体的に、「いいもの」はどんなふうに「欲しいもの」へと変化していくのですか?
例えば、クライアントの商品が補聴器だったとします。補聴器は高齢の方々に向けた商品で、耳が聞こえなくなったらつけるイメージがあるかと思います。ところが、実はその考えは日本だけのもので、欧米では45〜50歳でもつけることが一般的のようです。その背景には補聴器を使う聴覚の基準値が日本と海外では大きく違うこと。補聴器に対する心理的イメージの違いによります。日本ではあまり知られていないこのような情報をコンテンツにすることで今まで補聴器には見向きもしなかった40代、50代の方々が「だったら自分にも必要かも?」と思うきっかけを提供できます。
このような心理状態になって、はじめて、製品の質やスペック、ブランドに興味を持つようになります。どんなに質の高い「いいもの」でも自分に関係なければ欲しくないものが、情報コンテンツによって関係性を作ることで「欲しいもの」へと変化させることが出来ます。
古い既存商品でも、「欲しいもの」に変えることができますか?
古い商品こそ、「欲しいもの」に変えるコンテンツの作り甲斐があるといっていいでしょう。クライアントさんからよく伺うのが、「うちの商品は古いから・・」とか、「新しさがないから・・」というお話です。しかし、古いからダメということは決してありません。長く流通しているということは、いい商品である証拠です。ただ、それが見慣れてしまったり、発売してから何年も経っていると、今の消費者の生活シーンや考え方に合っていないことはあります。昔からある商品は、長年使っている人や購入頻度の高いロイヤルユーザーが必ずいらっしゃいます。そのロイヤルユーザーの使用シーンや購買動機、商品に対する思い入れからコンテンツ作りのヒントを得ることができます。ですので、古い商品はむしろ魅力的な商品です。いわば、コンテンツづくりの宝石箱のようなものです。
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